葉っぱ

症状を知る

心の症状

うつ病が治療するのは、心でしょうか。体でしょうか。これは大きなクエスチョンだと言えます。
なぜなら、多くの人は(特にうつにかかったことがない人は)うつを心の病気だと思っていて、その治療は心を前向きにするための励ましみたいなものだと誤解しがちなのです。確かにストレスによって心にさまざまな症状を抱えてしまう病気ではありますが、それがすべてではないのです。

主な心の症状としては、気分障害や意欲低下といったことが挙げられます。
気分障害というのは、文字通り気分を出すことが上手くできなくなるというもの。よく悲しさが止まらないことがうつなのだと言われますが、実際のうつは悲しさすら感じることはありません。ひたすら無の感情で、ただただ追いつめられていく心地だけがあるというのが、鬱病の症状なのです。また意欲低下というのは、何にせよ、何か行動を起こすとき、アクションするときに必要な意欲というものがまったく出てこないことをいいます。たとえば、靴をはくためにも私たちは「さあ靴を履こう」と意欲を持ちますが、うつ状態になるとそういう気持ちも起こらなくなってしまうのです。
うつになった人が家を出られなくなってしまう、服も着替えられなくなってしまうというのは、そういう理由からなのです。

体の症状

上の症状だけでもとても苦しそうではありますが、うつ病は心だけでなく体にも症状をあらわすのでより厄介です。
この病気を治療するということは、心を癒やすだけでなく体を癒やすことでもあるのです。
具体的には、うつ病であらわれる身体的な症状としてあるのは痛みやしびれ。これは、血液が体をめぐるのが上手くいっていないことから起きることと考えられています。正体不明の頭痛や腹痛、関節痛に長い期間なやまされているということがあるなら、治療のためにクリニックに行きましょう。

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